
当記事では、Benchmark Japanが行った「日本のメールマガジン購読状況調査 2023年度版」の結果をダイジェストでお届けします。
目次
当調査の目的・概要
当社では2年前から「メールマガジンがどの様に読まれているのか?」について、日本国内のインターネットユーザーを対象に調査を行っています。
今回の2023年度調査でも、昨年同様にプライベート用メールアドレス、仕事用メールアドレスそれぞれのメルマガ購読状況を調査しました。また、今回は新たにダークモードの利用状況についての設問を追加しています。
記事の末尾には調査レポート(PDF形式)と解説動画へのリンクを設置しておりますので、ぜひご覧ください。皆様のメールマーケティング施策にお役立ていただけましたら幸いです。
■調査目的
メルマガ購読状況についての現状を把握し、メール配信の企画・実務に携わる方々に役立つ情報を提供するため。また、仕事用とプライベート用のメールアドレスそれぞれの購読状況を比較するため、調査対象者を下記とした。
■調査概要
・調査方法 :インターネット調査
・調査期間 :2023年8月18日~8月26日
・対象者 :会社員、公務員、自営業を含めた経営者、20代〜60代(回答者の年齢分布は国勢調査の人口比率に対応)
・有効回答数:4,324(事前調査)、763(本調査)
【調査結果サマリー】
✔️ 日本のインターネットユーザーの71.3%がメルマガを受信
✔️ メルマガ1通あたりを読むのにかける時間、1位は「30秒以上1分未満」
✔️ メルマガを読む時のメールソフト1位はGmail、2位はYahoo!メール
✔️ メルマガに期待するコンテンツ1位は「最新情報・ニュース」
✔️ 昨年に比べ、スマホでメルマガを購読する人が増加
✔️ 20代では8割以上がダークモードでメルマガを読むことがある
✔️ メルマガ・LINE・SNSで情報収集する人は昨年より増加、Facebookは減少
調査結果ダイジェスト
メルマガを受信している人の割合は?
「プライベートと仕事用のメールアドレスいずれかで、メルマガを最低1通以上受信しているか」について伺いました。(有効回答数4,324人)
※有料のメルマガは含まない
全体の71.3%がメルマガを受信していると回答しました。昨年度は73.0%でしたので、比較すると1.7ポイント低下しています。
また、年代が上がるにつれメルマガの購読率が上がっています。この傾向は昨年度も見られましたが、若い世代はSNSを活用している割合が比較的高く、情報収集のチャネルが分散しているためだと考えられます。
それでは、ここからは「プライベートと仕事用のメールアドレスでメルマガを1通以上受信している」と回答した方(763名)を対象に行った調査結果をダイジェストでお届けします。
メルマガを読む時間帯は?
最初に、メルマガを読む時間帯についての調査結果がこちらです。
■仕事用アドレス
1位:12時~15時台(25.8%)
2位:~9時台(23.8%)
3位:10時〜11時台(16.9%)
■プライベート用アドレス
1位:21時~23時台(24.3%)
2位:19時〜20時台(20.9%)
3位:12時~15時台(19.1%)
仕事用アドレスの順位は昨年度と変わらず、朝から午後にかけて読んでいる人が多い結果となりました。昨年と比べると1位と2位の差が縮まりましたが、全体的な傾向は変わっていません。
プライベート用アドレスでは、夜の時間帯を中心にメルマガが読まれている結果となりました。また、「12時〜15時台」が3位に入っており、昼から午後にかけての時間帯も比較的多くの人がメルマガを読んでいることが分かりました。
メルマガ購読に利用されているメールソフトは?
続いて「どのメールサービスを使ってメルマガを読んでいるか」について質問しました。(複数選択可)
■仕事用アドレス
1位:Gmail(昨年比-1.4ポイント)
2位:Yahoo!メール(昨年比+0.2ポイント)
3位:Outlook(昨年比-8.3ポイント)
■プライベート用アドレス
1位:Gmail(昨年比+1.1ポイント)
2位:Yahoo!メール(昨年比-0.1ポイント)
3位:Outlook(昨年比-7.8ポイント)
仕事用・プライベート用共に1位はGmail、2位はYahoo!メール、3位はOutlookとなりました。昨年と比較すると、プライベート用アドレスの順位は変わりませんでした。一方で、仕事用アドレスでは、昨年は2位がOutlook、3位がYahoo!メールだったため、2位と3位の順位が入れ替わっています。
また、GmailとYahoo!メールは昨年との差がそれぞれ±0.1〜1.4ポイントに収まりましたが、Outlookは仕事用・プライベート用ともに8ポイント程度下がっていました。
GmailとYahoo!メールのどちらかを使用する人が増えている傾向にあることが分かります。近年では業務効率化のツールとしてGoogle Workspaceを使う企業が増えていますが、その影響も多少はあるかもしれません。
さらに、上位3つのメールサービスの利用状況を年代別に見ると、以下のような結果となりました。
【仕事用アドレスの年代別結果】
【プライベート用アドレスの年代別結果】
仕事用・プライベート用共に、20代のGmailの利用状況は8割前後と高く、年代が上がるにつれ利用者が減っていることが分かります。一方で、Outlookは年代が高い方が比較的利用者も多くなる傾向にありました。
また、Yahoo!メールは30代が最も利用している結果となりました。
仕事用のアドレスに注目してみると、20代〜40代までは1位がGmail、2位はYahoo!メール、3位がOutlookという順位でしたが、Outlookは50代では2位となり、60代では1位でした。
メルマガ配信前にテストメールを送ってチェック作業を行う際は、20代の読者をターゲットにしている場合やBtoCのメルマガであれば、GmailとYahoo!メールの2種類で、受信画面での見え方を確認しておくと良いでしょう。
一方で、幅広い年代にメルマガ配信を行う場合や、BtoBのメルマガであれば、Gmail・Yahoo!メールに加え、Outlookの受信画面もチェックをしておくと、より多くの読者にとって読みやすいメールを作成できると思います。
スマホとPC、どちらのデバイスで読まれているか?
スマホとPCのどちらでメルマガを読んでいるかについて調査しました。
昨年と比較すると、「スマホのみ」と回答した人の割合が増えています。
仕事用アドレスでは19.8%(昨年比+6.5ポイント)、プライベート用では27.3%(昨年比+7.8ポイント)でした。
また、「PCのみ」の回答者は、仕事用アドレスでは24.1%(昨年比-0.9ポイント)、プライベート用では27.3%(昨年比-4.5ポイント)と、どちらも昨年から減少していました。
続いて、年代別の結果も見てみましょう。
今回は傾向を分かりやすく見るため、「スマホのみ」「両方だが、スマホが多い」のいずれかを回答したグループと、「PCのみ」「両方だが、PCが多い」のいずれかを回答したグループの2つに分けています。
仕事用・プライベート用問わず、若い世代ほどスマホで読む傾向が強く、年代が上がるにつれPCの割合が高くなっていることが分かります。
20〜30代では、プライベート用だけでなく、仕事用のメールでもスマホで読む比率が7〜8割程度と高めでした。仕事用アドレスではメルマガが読まれる時間帯の1位が「12時~15時台」、2位が「~9時台」という結果でしたが、朝の通勤時間やお昼の休憩時間中にスマホでメールをチェックする人が多い傾向にあるのかもしれません。
また、どの年代においても、仕事用に比べてプライベート用の方がスマホでの閲覧率が高い結果となりました。
特に20〜30代の購読者が多いことが分かっている場合や、BtoCのメルマガ配信をしている方は、スマホでも読みやすいデザインになっているかを確認してから配信をするといいでしょう。
1日何通のメルマガを受信している?
1日あたり平均何通のメルマガを受信しているのかについて尋ねました。
昨年と大きくは変わらない結果となりました。仕事用もプライベート用も1位は「1〜5通」、2位は「6〜10通」でした。また、3位は「21通以上」となり、メールの受信通数は人によりばらつきのある傾向が見られます。
1日何通のメルマガを読んでいる?
受信しているメルマガのうち、「1日何通のメルマガを開いて読んでいるか」について尋ねました。
仕事用・プライベート用共に、1位は「1〜5通」、2位は「6〜10通」、3位は「1通未満」となりました。1位の「1〜5通」が全体の約4割を占めており、前問の「受信しているメール通数」と比較すると、読者は興味のあるものを選んでメルマガを開封していることが分かります。
1通あたりどれくらいの時間をかけて読んでいる?
次は「メルマガ1通あたり、どのくらいの時間をかけて読んでいるか」についての質問です。
仕事用・プライベート用共に1位は「30秒以上1分未満」、2位は「10秒以上30秒未満」、3位は「10秒未満」となりました。全体の約8割が1分未満となり、メルマガ1通あたりにかけている時間はそれほど長くないことが分かります。
読者はメルマガの内容を数秒で確認し、気になるトピックがあれば多少時間をかけて読んだり、リンクをクリックするなどの行動を取っているのだと思われます。
メルマガを作成する際は、読者が30秒〜1分程度で読み切れるコンテンツ量に調整をしたり、より注目してほしいテーマ・商品を上の方に記載するなどの工夫をすると良いでしょう。
また、読者がメルマガを短時間で流し読みすることを予想し、トピックを拾い読みできるようなデザインにしておくのもおすすめです。
メルマガの全体像がすぐに掴めるデザインの作り方は、以下記事をご参考ください:
メルマガデザイン初心者でも90点レベルのHTMLメールを作れる6つの思考
Gmailのプロモーションタブなどは見ている?
メルマガを読むのに使うメールサービス1位のGmailですが、Gmailの受信箱には「メイン」「新着」といったタブがいくつかあり、メール受信時に自動で振り分けられています。
メール配信側としては、できるだけメインタブに届けたいと考える方も多いと思いますが、受信者は「メイン」以外のタブはどの程度チェックしているのでしょうか?
Gmailを利用している方に、「メイン」だけでなく「プロモーション」や「新着」など他のタブも開いて見ているかを尋ねてみました。
仕事・プライベート共に「毎回見る」の回答者が最も多く、「たまに見る」も含めると約8割がプロモーションや新着タブなどを閲覧している結果となりました。
また、年代別の結果は以下のようになっています。
ここでは「毎回見る」または「たまに見る」と回答したグループと、「見ることはない」または「メインタブ以外は非表示に設定している」と回答したグループの2つに分けています。
20代・30代は、9割以上がプロモーションや新着タブなどをチェックしていることがわかりました。
この結果を見ると、Gmailでどの受信タブに届いたかはあまり気にする必要はなさそうですが、それでも「メインタブ」に届けたいという方は、以下記事を参考にしていただければ幸いです。送信側ではメインタブへ確実に届ける方法はありませんが、最善策についてお伝えしています。
関連記事:Gmail上でプロモーションタブに振り分けられてしまう受信メールをメインタブに振り分ける方法
メルマガを開封するかどうかは何を見て決めている?
「メルマガを開く、開かないの判断に最も影響するところはどこですか?」という質問の回答がこちらです。
1位は「件名・タイトル」で51.5%(昨年比+0.7ポイント)、2位は「本文プレビュー」で20.7%(昨年比+2.5ポイント)、3位は「送信元名」で19.8%(昨年比+0.7ポイント)でした。
昨年と比率はほとんど変わらないものの、微差で2位と3位が入れ替わる結果となりました。GmailやAppleメールのスマホアプリでは本文プレビューがPCよりも目立つため、その影響もあるかもしれません。
半数以上が件名で判断をしており、件名の重要性の高さが目立っています。また、本文プレビューや送信元名で判断をしている人もそれぞれ2割程度いるため、読者の目につくキーワードがプレビューに入っているかや、分かりやすい送信元名になっているかなどにも気をつけると良さそうです。
メルマガを配信停止する理由は?
「どんな理由でメルマガを配信停止することが多いか?」について尋ねました。
「メルマガの内容に興味がなくなった(42.5%)」と「配信数が多すぎる(36.4%)」の2つが全体の8割近くを占める結果となりました。
配信停止率の高さに課題を感じている場合は、メルマガの内容と配信頻度の見直しをしてみると良いでしょう。
読者のニーズに合った内容のメルマガを配信することは、配信停止率だけでなく、開封率やクリック率の改善にも繋がります。
適切な配信頻度の考え方については、以下記事をご参考ください:
メルマガの頻度は月に何回がいいの?他社平均と最適なペースの見つけかたは?
メルマガに期待をしているコンテンツは?
配信停止理由の1位は「メルマガの内容に興味がなくなった」でしたが、読者はどんなコンテンツを期待してメルマガに登録しているのでしょうか。(複数回答可)
1位は「最新情報、ニュース」で60.2%、2位は「セール、クーポンなどお得な情報」で52.6%、3位は「ブランドやサービスが提供する商品の情報、カタログ、メニュー」で43.3%となりました。順位や比率は昨年とほとんど変わらない結果となりました。
どんな内容のメルマガが開封されやすいかは、業種や商品・サービス、読者層などによって異なりますが、「最新情報」や「お得な情報」などは、共通して注目されやすいテーマだと言えます。
まだ配信していない内容が上記の中にあり、社内にリソースがある場合は一度新しいコンテンツの配信を検討してみると良いかもしれません。
配信停止をしたメルマガの配信頻度は?
配信停止をする理由についての質問では2位が「配信数が多すぎる」という結果でしたが、ここでは配信停止をしたメルマガが平均どのくらいの配信頻度だったかを尋ねました。
1位は「1日1通以上」で27.1%、2位は「週に4〜6通」で26.5%、3位は「1日2通以上」で16.8%でした。
週に4通以上配信されているメルマガが7割以上を占めており、配信頻度が比較的高めのメルマガは配信停止がされやすい傾向にありそうです。
一方で、「月に2〜3通」や「週に1通」など、配信頻度が低めのメルマガについてもそれぞれ7%前後は配信停止がされています。配信停止率が気になる方は、配信頻度だけでなくコンテンツや配信時間の見直しも検討してみるといいでしょう。
メルマガを配信停止する方法は?
どのような方法でメルマガの配信停止をすることが多いかについて尋ねました。
1位は「メール内の配信停止リンク・フォーム」で63.1%と、半数以上を占めました。
続いて2位は「迷惑メール・スパム報告」で25.4%、3位は「送信者へ直接連絡」で7.1%となりました。
「迷惑メール・スパム報告」をされてしまうと、送信元ドメインの評価が下がり、今後のメルマガの到達率に悪影響をもたらすため、注意が必要です。
また、「迷惑メール・スパム報告」をされてしまう原因としては、メールの配信停止方法が分かりづらかったり、配信停止リンクがメール内に設置されていなかったり、手続きが複雑であることなどが挙げられるでしょう。
読者にとって分かりやすい場所に配信停止リンクを設置し、手続きを簡単にすることで、「迷惑メール・スパム報告」されるのを防ぎましょう。
メルマガ内で配信停止方法を明記することは「特定電子メール法」でも定められているルールです。
「特定電子メール法」については以下ブログ記事もご覧ください:
メルマガ配信で大切な法律「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう
Benchmark Emailでは、アカウントから送信する全てのメールに配信停止リンクが自動で挿入されます。また、配信停止リンクから配信停止を行なったメールアドレスは「配信停止リスト」に追加され、その後の配信対象からは自動的に除外されます。
このように、読者・配信者の双方にとって便利な仕組みになっているので、手間なく「迷惑メール・スパム報告」をされるリスクを抑えることができます。
関連記事:GmailとYahooメールの新しい迷惑メール判定ポリシーとメール配信者が行うべき対応について
メルマガは何日前までさかのぼって読んでいる?
次に「受信したメルマガはどれくらいさかのぼって読むことが多いか」について調査しました。
順位や割合は昨年とほとんど同じで、1位は「1日前でも読む」で32.6%、2位は「3日前でも読む」で25.8%、3位は「当日のメルマガしか読まない」で21.9%となりました。
半数以上が当日〜1日前までのメルマガを読んでいる結果となりましたが、一方で「1週間以上前でも読む」と回答した人も8.5%います。
メルマガ配信の効果測定を行う際は、1日程度で判断をせず、3日〜1週間ほど時間をおいてみてもいいかもしれません。
ダークモードでメルマガを読むことは?
※ダークモードとは・・・ディスプレイやインターフェースを「明るい色の背景+暗い色の文字」から「暗い色の背景+明るい色の文字」へ変更できるデザイン機能のこと
今回の調査では、「ダークモード(ナイトモード)でメルマガを読むことはあるか」についても尋ねました。
45.8%の人がダークモード(ナイトモード)でメルマガを読むことがあると答えました。
さらに年代別の結果を見てみると、若い世代ほどダークモードでメルマガを読む割合が高い結果となりました。
20代の8割以上がダークモードでメルマガを読むことがあるようです。60代と比較すると、70ポイント近くも使用率が高いことが分かります。
ダークモードは画面を黒を基調とした暗い色に設定できる機能ですが、普段は使用していない場合でも、バッテリーの消費を抑えたい時や夜間などに使用されることがあります。
特に20〜30代の読者が多いことが分かっている場合は、ダークモードで読まれる可能性を考慮してメルマガのデザインを考えると良いでしょう。
関連記事:ダークモードについて知っておくべきこととは?メール作成におけるヒントも解説
メルマガ、LINE、SNSなどで会社やお店の情報を見ている?
メルマガやLINE、Twitterなどのメディアやチャネルで、会社やお店に関する情報を見ることがあるかについて尋ねました。(複数回答可)
本年度は、2023年7月にリリースされた「Threads」も追加をして調査を行いました。
全体の順位は昨年と同じで、「会社やお店に関する情報を見るチャネル」として最も多くの回答が集まったのはLINEで57.5%(昨年比+6.6ポイント)でした。
続く2位はメルマガで49.3%(昨年比+3.5ポイント)、3位はTwitter(現:X)で41.5%(昨年比+0.6ポイント)でした。
また、昨年と比較すると、ほとんどのメディアで回答率が伸びていました。
昨年比はInstagramが+5.0ポイント、Youtubeは+2.3ポイント、TikTokは+2.3ポイント、Pinterestは+2.4ポイントとなりました。今年リリースされた「Threads」も3.9%いました。
メルマガやLINE、 SNSを情報収集チャネルとして活用する人がさらに増えているように感じます。
一方で、昨年と比較して割合が減少したメディアはFacebook(昨年比-1.6ポイント)のみとなりました。
また、「特にない」と回答した方も13.2%(昨年比-4.4%)と減少しています。
続いて、年代別の結果を見てみましょう。
昨年と同様に、LINEやTwitter(現:X)、Instagramは、20〜30代の若い世代の方が比率が高い傾向がありました。LINEは20代が最も比率が高く、LINEとメルマガ以外のメディアに関しては、30代が最も高い結果となっています。
また、メルマガの比率に注目してみると、年代に関わらず4〜5割前後が閲覧をしていることがわかります。
「特にない」と回答した方は年代が高くなるにつれて上がっており、若い世代ほどこれらのメディアを情報収集チャネルとして活用しているようです。
メルマガ、LINE、SNSなどから購入や予約をすることは?
一つ前の質問で「会社やお店に関する情報を見ることがある」と回答したメディアについて、さらに「実際に商品やサービスを購入したり、お店や施設・イベントの予約をするきっかけとなることがあるか」について質問をしました。
以下は、「よくある」「たまにある」と回答をした方の合計です。
いずれのチャネルにおいても、8割〜9割以上が商品の購入やお店の予約のきっかけになると回答をしました。
どのメディアを活用していくか悩んでいる方は、「会社やお店に関する情報を見るチャネル」の上位を占めた、LINEやメルマガ、Twitter、Instagramなどのうち、いくつかを併用して情報を届けると良いと思います。メルマガとSNS、LINEではメディアとしての質が異なるため、複数チャネルを活用することでより多くの顧客獲得に繋がるはずです。
また、多くのメディアを運営するのが難しい場合は、自社のターゲット層を明確にしてみてください。20代中心であればLINEやTwitterを中心に、50代以上が多い場合はメルマガを中心に活用すると良いでしょう。
まとめ(調査レポートPDF・解説動画)
当調査はブログ記事やセミナー、解説動画など、Benchmark Emailユーザー様へお届けするコンテンツ用のデータ収集のために実施しています。今後もユーザー様に役立てていただけるテーマについて調査を行ってまいります。
調査の見どころやポイントを13分で解説した動画はこちら(字幕付き):
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