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年賀状メールの送り方やメリットを解説!例文・テンプレートもご紹介
皆さんは年賀状をメールで送る際のコツやメリットをご存知ですか? 今回は、年賀状をはがきではなくメールで送る手順やコツ、メリット、そのまま使える例文やおしゃれなメールテンプレートなどをご紹介します。 年賀状メールとは?はがきでの挨拶が減っている理由 年賀状メールとは、年始の挨拶をメールで送る形式のことです。 近年、はがきによる年賀状の送付が減少し、代わりにメールやSNSでの挨拶が増加しています。以下は、日本郵便が出しているプレスリリース「年賀はがきおよび寄付金付お年玉付年賀郵便切手当せん番号の決定」の情報から作成した、2013年以降の年賀はがき総発行枚数の推移のデータです。 年賀はがき総発行枚数の推移 グラフの通り、はがきの発行枚数は年々減少傾向にあります。 はがきでの挨拶が減少している理由は、デジタル化の進展や、手間やコストがかかる点、また若年層を中心に紙媒体でのやりとりが減少している点などが挙げられます。 この流れに伴い、個人・企業ともにメールやLINEなどデジタルな形式で年賀状を送る人が増えています。 年賀状をメールで送る5つのメリット 年賀状をメールで送ると、どのようなメリットがあるのでしょうか? ここでははがきで送る場合と比較して、メールで送ることで得られるメリットについてご紹介します。 ①手間とコストが抑えられる メールで年賀状を送る大きなメリットは、手間とコストを大幅に削減できる点です。 はがきの場合、作成・印刷・郵送の手配などに多くの時間や手間、費用がかかってしまいます。 年賀はがきの郵便料金は年々上昇傾向にあり、2025年は標準的なもので1枚85円がかかります。200人に年賀状を送る場合、はがき代だけでも単純計算で17,000円がかかり、さらに印刷費用も必要です。また、複数の担当者が数日〜1週間は、はがき作成の作業で手一杯になるケースも多いため、その分の人件費もかかります。 一方で、メールで送る場合はメール配信システムを利用するケースが多いため、かかる費用はシステムの利用料金のみです。送信先が多い場合も、メールであれば一括配信ができるため、時間や手間、人件費の削減に繋がります。 ②メールアドレスが分かっていれば送ることができる はがきの場合、送り先の住所を正確に把握している必要がありますが、メールの場合は相手のメールアドレスが分かっていれば送ることができます。 特にBtoB企業では顧客や取引先のメールアドレスはすでに保有している場合が多いため、送信先のリストを簡単に作成できます。はがきで送る場合のように住所変更の心配もありません。 ③指定した時間に届けられる はがきでの年賀状は配送スケジュールに左右されるため、送るタイミングによっては元旦に到着しないこともあります。 一方で、メールの場合は配信日や時間を自由に設定できるため、届けたい日時を指定して届けることが可能です。例えば、セールやキャンペーンのお知らせを元旦の朝9時頃に届けたい場合も、配信時間を指定して一斉に届けることができます。 また、メールは即時配信も可能です。はがきの場合、すべての準備が完了してもポストに投函してから到着するまでに数日かかりますが、メールは準備が完了すれば数分〜数時間以内に届けることができます。 ④届けられる情報量が多く、次のアクションに繋げやすい メールでは、はがきに比べてより多くの情報を盛り込むことが可能です。...
October 7, 2024
メルマガの開封率を上げる方法とは?9つのテクニックをご紹介
メールマーケティングにおいて重要な指標の一つである「開封率」について解説します。 開封率の概要や、開封率を上げるための9つのポイントについて詳しくご紹介していきますので、ぜひ効果的なメルマガ配信にお役立ていただけたら幸いです。 メルマガの開封率とは? 開封率とは、「メルマガを送信した件数のうち、開封された割合」のことです。最初に開封率の計算方法や平均についてご紹介します。 開封率の計算方法 一般的には、以下のような計算式で算出されます。 開封率=(開封した人数➗送信したメール件数)×100(%) 例えば、メールを1,000件送信し、そのうち250人が開封した場合、開封率は25%となります。 開封の判定方法について メール配信システムから送られるHTMLメールには、見えないくらい小さい計測用画像(tracking pixel)が埋め込まれています。その計測用画像が表示されることで、開封とみなされる仕組みになっています。 このように開封率の測定には画像を使用するため、テキストメールでは効果測定は行えず、HTMLメールのみ測定が可能です。 ただし、HTMLメールであっても、受信者の環境によっては画像を読み込まない設定にしていたり、開封情報の提供を拒否する設定にしている場合があるため、必ずしも正確な開封率が測定できるわけではありません。 開封率の平均は? 一般的に平均開封率は15〜20%程度と言われており、Benchmark Emailのユーザーの平均値は23.13%となっています。 参考:平均メール開封率・クリック率レポート (2024年度版) 業種別・地域別(国別)の最新情報 ただし、開封率はメルマガの内容や読者層などによって大きく異なるものです。 開封率が平均より高いまたは低い場合でも、自社の過去のメルマガと比べて上がっているかや、長期的に数値が安定しているかを判断基準にして改善点を見つけていくのがおすすめです。 メルマガ開封率を上げるための9つのポイント メルマガの開封率には様々な要素が影響しています。今回は、開封率を上げるための9つのポイントを解説します。 1. 件名を工夫する 開封率に最も直接的に関わるのは「件名」です。多くの読者はメールの受信ボックスの件名一覧を見て、どのメールを読むか決めています。 当社のメルマガ購読状況調査でも、「メルマガを開く、開かないの判断に最も影響するところはどこですか?」という質問では「件名・タイトル」が1位となりました。 どれだけ魅力的なコンテンツを配信していても、メールの件名でそれを表現できていなければ読者には伝わりません。件名にはメールの内容が一目でわかる情報を書き、さらに読者にとって有益な情報を優先的に入れるようにしましょう。 効果的な件名の作成方法については以下ブログ記事で解説しています: 開封率が上がる件名とは?『ザ・コピーライティング』から学ぶ見出し作成ルール...
September 27, 2024
暑中見舞いメールを送るメリットとは?例文・テンプレートもご紹介
皆さんは暑中見舞いのご挨拶の目的やメリットをご存知ですか? 今回は、暑中見舞いのメールを送る目的やそのまま使える例文、Benchmark Emailの便利でおしゃれなメールテンプレートをご紹介します。 暑中見舞いとは? 暑中見舞いとは、日本の伝統的な季節の挨拶で、特に夏の暑い時期に相手の健康を気遣うメッセージを送ることを指します。 元々は立秋(8月7日頃)までに送られる挨拶状で、暑さが厳しい時期に相手の体調を気遣う習慣が由来です。立秋を過ぎた後は「残暑見舞い」として送られます。 暑中見舞いは、親しい人やビジネス関係者に対して、感謝の気持ちを伝えたり近況報告をするための機会でもあります。 暑中見舞いメールを送る効果とメリットは? 暑中見舞いメールを送ると、どのような効果やメリットがあるのでしょうか。 暑中見舞いのご挨拶は一般的なマナーの一つとしても知られていますが、ここでは4つほどメリットをお伝えします。 ①顧客や大切な相手との関係が強化される ビジネスでも個人でも、暑中見舞いメールを送ることで相手との関係を強化することができます。特にビジネスにおいては、顧客との定期的なコミュニケーションは信頼関係の構築において、とても重要です。 ②企業や個人の印象がアップする 季節の挨拶を送ることで、相手への細やかな配慮を示すことができます。受信者に良い印象を与え、企業やブランド、個人に対する好感度を上げることができます。 ③再認識の機会となる 普段連絡を取っていない人や顧客へ暑中見舞いメールを送ることで、個人や企業・ブランドなどを再認識してもらえる機会を作ることができます。 ビジネスでは再購入や再来店のきっかけにもなるため、積極的に暑中見舞いメールを送ることをおすすめします。 ④新たなビジネスチャンスが生まれる メールをきっかけに、取引先と新たなビジネスの話が進むこともあります。季節の変わり目は、新しいプロジェクトや提案をするタイミングとして最適です。 ...
June 17, 2024
Benchmark Emailユーザー様のサービス利用状況調査 2024年度版
Benchmark Emailを6ヵ月以上継続的にご利用いただいているユーザー様に、活用状況やマーケティング施策、Benchmark Emailを使う中で感じている点などについて伺いました。*2024年2月実施 今回は本アンケート結果の要点をダイジェストでお届けいたします。実際にご利用いただいているユーザー様の声ですので、ぜひご覧ください。 Q. あなたのメルマガ配信の経験はどのくらいありますか? メルマガ配信の経験について伺いました。 63.4%の回答者が3年以上の経験があり、85%以上の方が1年以上経験があると回答しました。一方で半年未満と答えた方も7.3%いました。 Q. Benchmark Emailを導入したきっかけを教えてください。 Benchmark Emailを導入したきっかけは、インターネット検索や知人の紹介が比較的多いようです。 また、他のメール配信サービスからBenchmark Emailへ切り替えた理由としては以下の様な回答がありました。 Q. あなたの仕事の中で、メールマーケティング業務は何%程度を占めていますか? 続いて、普段の仕事においてメルマガ配信業務が占める割合について尋ねました。 普段の仕事の中でメールマーケティング業務が占める割合は「10%未満」と回答した方が最も多く、65.9%となりました。...
March 14, 2024
メールマガジン購読状況調査 2023年度版
当記事では、Benchmark Japanが行った「日本のメールマガジン購読状況調査 2023年度版」の結果をダイジェストでお届けします。 当調査の目的・概要 当社では2年前から「メールマガジンがどの様に読まれているのか?」について、日本国内のインターネットユーザーを対象に調査を行っています。 今回の2023年度調査でも、昨年同様にプライベート用メールアドレス、仕事用メールアドレスそれぞれのメルマガ購読状況を調査しました。また、今回は新たにダークモードの利用状況についての設問を追加しています。 記事の末尾には調査レポート(PDF形式)と解説動画へのリンクを設置しておりますので、ぜひご覧ください。皆様のメールマーケティング施策にお役立ていただけましたら幸いです。 ■調査目的 メルマガ購読状況についての現状を把握し、メール配信の企画・実務に携わる方々に役立つ情報を提供するため。また、仕事用とプライベート用のメールアドレスそれぞれの購読状況を比較するため、調査対象者を下記とした。 ■調査概要 ・調査方法 :インターネット調査 ・調査期間 :2023年8月18日~8月26日 ・対象者 :会社員、公務員、自営業を含めた経営者、20代〜60代(回答者の年齢分布は国勢調査の人口比率に対応) ・有効回答数:4,324(事前調査)、763(本調査) 【調査結果サマリー】 ✔️ 日本のインターネットユーザーの71.3%がメルマガを受信 ✔️ メルマガ1通あたりを読むのにかける時間、1位は「30秒以上1分未満」 ✔️ メルマガを読む時のメールソフト1位はGmail、2位はYahoo!メール...
October 30, 2023
GA4(Googleアナリティクス)でメルマガの効果測定をしよう【初〜中級編】
※本記事は2023年9月時点での情報を元に執筆したものです。 メルマガの効果測定では、「開封」や「クリック」などの指標を参考にされている方は多いと思います。メール配信ツールのレポート機能を利用すれば、主要な指標の計測は可能です。 一方で、さらに踏み込んで「メルマガ配信が自社にもたらしている成果」を確認するには、読者のWebサイトでの行動や、購入・申込などのコンバージョンまで計測する必要があります。 本記事では、代表的な解析ツールであるGA4を利用するメリットや、メルマガの効果測定を行うための基本的な操作方法を解説します。 GA4(Googleアナリティクス)とは GA4(Googleアナリティクス)は、Googleが提供しているWebサイトのアクセス解析ツールです。 2023年7月1日に、GoogleアナリティクスはUAからGA4へバージョンアップしました。前バージョンのUA(ユニバーサルアナリティクス) ではセッションを軸に分析をしていた一方、GA4ではユーザーの行動に焦点を当てて分析が行われるようになりました。この変更によって、ユーザーの行動をより詳細に理解・分析できるようになりました。 尚、UAで使われていた項目や分析方法が廃止されていたり、定義が変更されている用語もあるので注意が必要です。 メルマガの効果測定でGA4を導入するメリット GA4を導入するメリットは、「メール配信ツールではカバーできないWebページでのユーザーの動向を分析できる」という点です。 最初に、私たちがメルマガを配信した後の読者の行動について考えてみましょう。 読者はメールの受信ボックスを確認し、気になったメールがあれば開封します。そして、内容に目を通し、気になるコンテンツや商品があればリンクをクリックします。 クリックをするとWebページに遷移するため、メールからは一度離れます。遷移先でサイトを閲覧したり、商品を購入することになります。 Benchmark Emailのような一般的なメール配信サービスで分析ができるのは、Webページに遷移する前の「クリック」までです。その後の読者の行動については、別のツールを利用して分析する必要があります。 分析可能な指標の例としては、下記のようなイメージとなります。 Googleアナリティクスでは、購入金額やお問い合わせ件数など、具体的な数値を可視化することができます。これにより、メルマガがビジネスにどれだけの効果をもたらしているかを把握することができます。 メルマガ経由のアクセスを調べるには? 配信したメルマガ毎の効果をGA4で測定するためには、URLにパラメータを設定する必要があります。...
September 28, 2023
メールマーケターYurikoの挑戦「件名の長さは開封率に影響するのか?」編
こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。Benchmark Emailでは月に2回ニュースレターを配信しており、その担当をしています。 「メールマーケターYurikoの挑戦」は、ニュースレターの開封率やクリック率を上げるために、様々な角度で実施している検証と結果をご紹介するシリーズです。 前回の記事はこちら:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編 前回の検証では絵文字が開封率に影響するかについてテストを行いましたが、今回は「件名の長さ」について検証を行いました。 件名の長さは開封率に影響するのか? 件名はメルマガの開封に影響する重要な要素です。 弊社でも最も多くA/Bテストをしているのが件名で、本シリーズ記事でも第8回と第9回では、【】や絵文字を入れた時の検証結果をお届けしてきました。 今回の検証内容は、「件名の長さによって開封率が変わるのか」です。 シンプルで簡潔な件名と、キーワードをより多く含んだ件名では、どちらのメルマガ方が開封されやすいのでしょうか? 件名の長さについては、ユーザー様からも時々ご相談をいただくことがあるため、今回は弊社のニュースレターの場合はどうなるのか、A/Bテストで検証をしてみました! 短い件名と長い件名でA/Bテストをしてみた 今回行った件名のA/Bパターンはこちらです。全部で4回の検証を行うことにしました。 どの言葉が開封率の差を生んだか結果の分析がしやすいように、まずは短い件名を作成し、それをベースに補足のキーワードを付け足す形で長い件名を作成しました。 ■1回目 A(短い):メルマガデザインで大切な3つのポイント B(長い):メルマガデザインで大切な3つのポイントと注意点とは?事例もご紹介 ■2回目 A(短い):「スマートコンテンツ機能」が登場。...
August 31, 2023
メルマガ配信業務における失敗談調査 2023年度版
当記事では、Benchmark Japanが行った「メルマガ配信業務における失敗談調査 2023年度版」の結果をダイジェストでお届けします。 調査概要・目的 当社では「メールマガジン購読状況調査 2022年度版」「コロナ禍におけるメルマガ配信・マーケティング業務の変化について 2021年版」など、日本国内のインターネットユーザーを対象に様々な調査を行っています。今回はメルマガ配信担当者の課題把握を目的として「メール配信業務における失敗談の調査」を行いました。 本調査では「連絡帳やリストの管理」「配信設定や日時」「件名や送信元」「メールの内容」「メールの表示デザイン」「メールの自動配信」に関する失敗経験、失敗時のフォロー・対応の実施有無や実施方法、失敗経験への対策状況、配信業務における悩みなどについて調査を行いました。(有効回答数416名) 尚、リサーチ会社の規約上、宛先の間違いに関する質問は当調査から除外しています。 調査概要: インターネットリサーチによる調査を行った。調査期間は2023年3月8日~3月23日で、メールマガジン配信経験者による失敗談を調べるため、会社員、公務員、自営業、経営者など20代〜60代を対象とし、回答者の年齢分布は国勢調査の年代比率に対応させた。 メールマガジンの配信方法 最初に、どのシステムでメールマガジンを配信しているのか、配信方法について尋ねました。 Q. メールマガジンの配信方法を教えてください。過去に利用していたものも含め、あてはまるものをすべて選んでください。 結果はGmailやOutlookなど、一般的なメーラーのBCCを利用してメルマガを配信したことがある人が最も多く(65.9%)、続いて2位はメール配信システム(54.3%)となりました。MA、CRM、ECカートの配信機能を利用したことがある人は23.3%、自社開発システムは15.1%、そして「その他」の回答には「LINE」「サーバー上で使える無料メールサービス」などがありました。 また、回答者の中でBCC機能による一斉配信のみ利用したことのある人は全体の34%、それ以外の方法を利用したことのある回答者は全体の66%でした。 ご参考までに、現在Gmailの1日あたりの送信数の上限は500通、Google Workspace利用の場合でも上限は2,000通です。このように通常のメーラーは送信数上限が設けられていることもあるため、大規模な一斉配信にはメール配信サービスがおすすめです。...
May 17, 2023
メルマガの効果測定で大切な指標とは?改善ポイントも解説
こんにちは!本記事では、メルマガの効果測定をする際に役立つ情報や考え方をご紹介します。 メールマーケターが必ず知っておきたい指標や、メルマガ配信の目的ごとに見るべき指標、そしてBenchmark Emailでの確認方法などを見ていきましょう。 メルマガ配信で必ず知っておきたい指標と改善ポイント まずはメールマーケターが知っておきたい4つの指標について、指標の意味や計算方法、その数値から読み取れることや改善方法をご紹介します。 ①開封率 開封率とは、「メルマガが開封された割合」のことです。送信したメールの件数のうち、何人が開封したかの割合を示しています。一般的な平均は15〜20%と言われていますが、開封率は業種やメルマガのテーマによって様々です。 ■Benchmark Emailのユーザーの平均値 23.13% ■計算方法 (開封した人数➗送信したメール件数)×100(%) *Benchmark Emailのレポート上での表現 ■開封率から読み取れること ・件名のトピックに関心があるか ・メルマガのコンテンツが、長期的に読者の期待に応えられているか ・配信時間や頻度は適切か ・配信先のリストは良質か 改善するためのPOINT...
January 15, 2023