みなさんこんにちは、コンテンツ担当の伏見です。
ユーザーさんのリアルなメール配信をご紹介するこのコーナー。今回はオリジナルTシャツ・プリントを行う株式会社プラスワンインターナショナル(以下、プラスワン)が行うリピーター獲得に効果をあげているメール施策をご紹介します。
目次
プラスワンのメール施策概要
メール配信を行っているサービス名:プラスワン(オリジナルTシャツ・プリント)
メールマーケティングの目的:
– 受注につながる見積もり依頼の獲得
(見積もり依頼後は電話や個別のやりとりのため、メールでの施策では見積もり獲得までをゴールと設定)
– ライトユーザーの獲得及び、リピート購入につなげる
主な配信コンテンツと配信頻度:
– 季節やイベントシーズンに合わせたキャンペーン(2回/月)
– 商品紹介(1〜2回/月)
– 新サービスの案内(1〜2回/年)
配信対象:
– プラスワンメルマガ購読者
– 過去購入者・問い合わせされた方(メインユーザー層:30台女性)
高いCVRを獲得する、リピート購入を目的としたメール配信
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過去に購入したことのあるユーザーなど、主に一度接点を持った人に向けてメール配信を行っているプラスワン。
オリジナルグッズは作成のニーズが発生しない限り購入に至らないもの。なので、運動会シーズンやお花見シーズンなど、グループでオリジナルTシャツを作るニーズが増えそうなタイミングに合わせたキャンペーンをメールで行うなど、ユーザーとの接点を作り、リピート購入につなげています。
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メールのタイトルには「無料」や「期間限定」といった文言をつけることで、受信者により興味を持って開封してもらえるような工夫を施しています。(平均開封率は10%以上)
また配信時間をお昼の12時にすることで、お昼休みのちょっとした時間でメールを確認してもらえるよう購読者の生活リズムに沿った配信を心がけています。
その結果、メールのCVR(コンバージョン率。購入や申し込みなどにどれくらい至っているかを示す指標のこと。)は他の施策に対し比較的高く、プラスワンではBenchmark Email導入以前の2016年1月に比べ、2017年1月では160%アップしているそうです。
デザインに困った時でもテンプレートを活用しメール作成時間を大幅に短縮
普段定期的に配信しているメール以外にも、年に数回配信する新サービス案内や新しく始まるキャンペーンのメールを作る時などはBenchmark Emailのテンプレートを利用するというプラスワン。
初めて作成する内容のメールなので、デザインのイメージを考えたりと、通常時間がかかる場面でも、テンプレートを使うことで時間を大幅に短縮できているそうです。
導入前はメール配信を行うのに1日以上かかっていましたが、今では半日ほどで作成から送信が可能なのだそうです。
さいごに
今回のメール施策について、効果を高めるポイントはこちら!
- 1度接点を持ったユーザーへのメール配信は高いCVR獲得につながる
- 配信ツールの選定は効率化と効果最大化にとって重要
難しいことをしようとせず、メールによるユーザーとの定期的な接点で、確実に売り上げに貢献しているプラスワンの事例をご紹介しました。
ブログ後記
今回インタビューをさせていただく上で、プラスワンがBenchmark Emailを導入するきっかけについても聞いてみました。
プラスワンではBenchmark Emailを導入する以前も別のツールを利用してメール配信をおこなっていたのですが、当時はメールを作成するのにHTMLを1から書く必要があったため、メールに貼り付ける画像の作成1つとっても時間のかかる作業だったそうです。
画像やバナーの作成はより複雑なので全てデザイナーに依頼し、作業分担をするなど、メール作成にかかる工程、人的リソースを多くかける必要があったそうです。
そのためメール配信の効率化は社内でも必要不可欠と感じていたところ、Benchmark Emailを見つけHTMLの知識がなくても作成できる使いやすいメール作成エディタとインターフェイスが決め手となり導入を決めたそうです。
このようにツール選びは業務効率を左右するとても重要なタスクなんですね。自分が使いやすいと思うツールを吟味することが、とても重要なのだなと改めて感じました。